世田谷区内4カ所目の青少年交流センターが三軒茶屋に!
- 原田竜馬

- 3 日前
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更新日:2 日前
世田谷地域に若者の居場所が爆誕(予定)!
区では、令和10年3月に三軒茶屋駅付近に4か所目となる青少年交流センター(名称はこれから検討です)を開設する予定で議論を進めています。既存の3センター(池ノ上、希望ヶ丘、野毛)に続き、世田谷地域にも若者の居場所となる拠点が整備されます。
私たち、立憲会派としても5地域(残るは烏山地域)すべての地域に若者の居場所となる青少年交流センターを設置すべきだと主張をして参りましたので大きな前進となります。
なぜ三軒茶屋なのか?
世田谷地域の整備場所として選ばれたのは、三軒茶屋駅のすぐ近くで世田谷通り沿いにあるSTKハイツという建物です。この場所が選ばれた理由は3つあります。
①抜群のアクセス
鉄道やバスの交通結節点に位置し、区内の広範囲から通学・通勤帰りに気軽に立ち寄れる立地です。
②若者支援の社会資源が充実
若者サポートステーションやおしごとカフェなど、就労や福祉相談ができる機関が駅周辺に集積しており、センターとの日常的な連携の可能性を高めるため。
③若者を惹きつけるカルチャー
ショップや飲食店、文化施設が数多く集まる三軒茶屋ならではの魅力的な街の雰囲気があります。

他の機能も踏まえた青少年交流センターの検討
STKハイツの1階から5階を活用していくとのことですが、想定される設備機能として、ブックラウンジ、ライブスペース、ダンススタジオ、キッチン、学習スペース、コワーキングスペース、ジム、eスポーツスペース、ポップアップショップなどが考えられています。
また、1階の図書館カウンターはそのまま存続され、その他には、おでかけひろばや、多世代・地域交流スペースが設置される予定です。2階以降は、小中学生、高校生・大学生、社会人など、年代別のフロアコンセプトで整備していくとのことです。
設置に向けた課題 ―多様な若者の参画による設置―
今回の三軒茶屋に設置が予定されている青少年交流センターの一つの特徴は、「大学生や社会人」といった若者の居場所にもしていくということ。現在、区内には3つの青少年交流センターがありますが、利用者の約3割が小学生で、年齢が上がるにつれて利用者(率)が減少する傾向にあります。
つまり、これまで繋がってこなかったような若者にアプローチをしていくというのが、今回のセンターの一つの目的であると考えています。
区は今後、今年7月にスタートした「ユースカウンシル事業」や子ども・若者・子育て会議の「若者部会」で、子どもや若者の意見を聴取していく、としていますが、彼らは既に区のセンターと繋がっているような若者であり、区の若者施策に対して情報感度が高い子どもや若者からのみ意見を聞くことが妥当なのか、と質問をいたしました。
これまで繋がってきていなかったような人たちに来てもらいたいのであれば、既に繋がっている子どもや若者だけではなく、アウトリーチも兼ねて街にいる子どもや若者等、幅広く多様な子どもや若者から意見を聴取すると共に参画をしてもらいながら設置を進めていくべきだと要望をしました。
令和10年の3月の開設に向けて引き続き議論を注視して参りたいと思います。
ご意見がございましたら、お気軽にご連絡ください!




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