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世田谷区議会、議会制度研究会の発足!

  • 原田竜馬
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分
AIによる画像生成(新聞の写真風、右から二人目が私のつもり笑)
AIによる画像生成(新聞の写真風、右から二人目が私のつもり笑)

令和7年度の世田谷区議会における新たな取り組みとして、「議会制度研究会」が発足しました。過去にも同様の研究会が立ち上がり、議論が行われていた時期があったそうですが、前回の研究会の終了から幾年も経過しており、このたび改めての発足となりました。

私たちの会派としては、今期(2023年5月の任期開始以降)の早い段階で議会制度研究会(以下、議研)を立ち上げるべきであると提案してまいりました。そして任期がちょうど折り返しを迎えるこのタイミングで、ようやく発足に至りました。


議研は、その名のとおり議会制度について研究を行う会であり、時代に即した議会制度改革を進めるための議論の場です。この研究会には設置要綱も定められており、以下のような内容が示されています(一部抜粋):

  • 議会制度研究会は、議会運営委員会が任意に設置する検討組織として設置される。

  • 研究期間は令和8年3月末までとし、必要に応じて延長が可能。 (※私個人としては、期間を区切る必要があるのか疑問を感じています。継続すること自体が目的になってはいけませんが、議会改革には不断の努力が求められると考えるため、常設とすることが望ましいと考えています。)

  • 研究会の会議録は公開され、議員の傍聴も可能。

  • 研究会の検討・研究の結果、委員間で意見が一致した事項については報告し、意見が一致していない事項についてはその検討経過を中間報告として、適宜議会運営委員会に報告することとされています。


このように、透明性を担保しつつ、各会派を代表する委員、一人会派も交代しながら参加して議論が進められる枠組みとなっています(要綱は、今後公開されるはず・・・)


なお、今回の議会制度研究会の構成委員は以下のとおりです。

【自民】阿久津 皇、加藤たいき、河野俊弘、畠山晋一(座長)

【公明】津上仁志、福田たえ美

【立憲れ】中塚さちよ(副座長)、原田竜馬

【F行革】ひえしま進

【共産】たかじょう訓子

【国都民】そのべせいや

【生ネ】おのみずき

【一人会派】一人会派については、2名ずつ交代で出席。


各会派や委員が議会改革についてどのような考え方や姿勢で臨むのか、事前に明確な部分もあれば、実際に議論が始まってからでなければ見えてこない部分もあるかと思います。

今回、議研に参加する委員の中で、1期目の議員は私とおの議員の2名のみです。やはり期数が若い方が議会の慣習や運営に対して、不合理あるいは非効率性を感じることも多いかと思います。私自身は、あくまで会派の代表として出席するため、単に自分の意見を述べる場ではありませんが、これまで感じてきた疑問や違和感、そして特に「若者」の視点を軸に据えながら、世田谷区議会をより開かれた存在にし、区民の皆さまが主体的に参画できる、より身近な存在にしていくために議論を重ねていきたいと考えています。


世田谷区議会は、新庁舎への移転に伴い、委員会のオンライン配信など新たな取り組みも進んできました。これから再び、「どこまで議会改革が可能なのか」という議論がスタートします。ぜひ皆さまからも、「こんなふうに議会が変わったらいいなー!」というご意見がありましたら、お気軽にお寄せいただけますと幸いです!



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