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新成人の皆さんへのメッセージ

(めっちゃ長くなってしまいました…) 


昨日は「令和6年世田谷区二十歳のつどい(成人式)」に出席してきました!新成人の皆様、本当におめでとうございます!


というところで、投稿を終えようかと思っていたのですが、、、

新成人へ向けたメッセージを会場や各所で聞いていて「そのメッセージを令和の新成人(若者)は受け止められるのか、共感できるのか」といったモヤモヤがありました。そんなことを、同い年の友人で「不登校・無気力などに悩む10代のための塾」学習支援塾ビーンズ塾長・副代表の 長澤啓 に話していたら、だったら自分なりに作ってみたら?という話になり、私なりの「新成人へのメッセージ」を作ってみました。相談しながら作りましたので、全て一人で言葉を紡いだわけではないことは先にお伝えします。


そして世田谷区の会場では、著名人からのメッセージということで幾人からかメッセージがありました。私的には、あのちゃんのメッセージが一番よかったなぁと思いまして、もしよろしければURLからご覧ください。


そして、Facebookは私と同じかそれ以上の世代の方がご覧になっているかと思います。

「新成人へのメッセージ」を読んでいただいた方の中には「後ろ向きじゃない?責任を持つことや未来への希望とか伝えるべきだ」と思われる方もいるかもしれません。ただ、子どもの数が減っているのに、不登校児童・生徒の数、小中高生の自殺者数も過去最多なことも含め、現在の10・20代は上の世代の方より幾分デリケートなのだと思っています。


私自身、ずっと野球をやっていて政治の世界に身を置いていて、体育会系のノリにも対応できますが、それでも「マッチョ」な社会に疲れてしまうというか、「んー。なんか生きづらいなぁ」と思うことがあります。

だからこそ、特に耐性がそこまでないような現在の10・20代は我々より上の世代の大人からのあたたかな助けを必要としていると強く感じます。諸先輩方からすると、理解しにくい内容になったかもしれませんが、私の素直な想いとしてご理解いただけると幸いです。


なお、今回一緒に考えてくれた長澤君が塾長・副代表を務める学習支援塾ビーンズは、不登校対応で培った知見を活かして、「ぱっと見元気なんだけど実はデリケートな悩める20代(大学生・若手社会人)」への対応についての見識も蓄積していて、不登校・教育の問題に限らず、若者支援についても普段からよく話をさせてもらってます。興味のある方は、学習支援塾ビーンズさんの悩める10代・20代の実像やサポート方法についての活動も是非ご覧ください。


では、以下がメッセージです☺


 


2024年の成人の日。成人式(世田谷だと20歳のつどい)に出席した人もしなかった人も、楽しみにしていた人もそうでない人も。今後の成人としての生活が楽しみな人もそうでない人も・・・


何はともあれ成人おめでとうございます!


世田谷区議会議員の原田竜馬です。


区議会議員としてというよりも、皆さんのほんのちょっと先輩としてメッセージを伝えられればと思って文章を書きました。


私は現在27歳で、7年前、皆さんが中学1年生の頃に、私も世田谷区で成人を迎えました。当時は、駒澤大学に通い、下北沢のマックでバイトに明け暮れるとともに学生団体の活動を行っていました。

ちなみに大学前半はパートナーもいなかったですし、ほんと平凡な大学生をしていました。


成人式当日は、お腹が痛くて途中コンビニのトイレに入っていたら遅くなってしまったことをよく覚えています。そして、式の後の会場では小中学校の友達と久しぶりに再会をしました。当時はそこまで社交的ではないところもあったので、久しぶりに会った友人らに話しかけたくても、気まずくて話しかけられなかった淡くも苦い記憶があります。笑

それでも、一緒に来ていた優しい友人らのおかげで、にこやかに写真を撮って、成人式を「良い思い出フォルダ」に格納できました。笑


当時の友人からは「原田、楽しそうにしてたじゃん!」と言われるかもしれませんが、めちゃ緊張してたんです。笑

とまあこんな感じで、正直に成人式での区長や議長のスピーチの内容は覚えてなく、ウルトラマンが来たことしか覚えてません。今となってはスピーチをしていた方々にお世話になっているものの…笑


過去の思い出は程々に…


今から述べることは本当に個人的な意見で、違うだろうと思う人もいるかもしれません。

成人を迎えた皆さんにまず言いたいことは、「20歳になるまでよく頑張ったね。これまで頑張って生きてきて本当に偉いと思う!」ということです。

それに、この言葉は私と同い年の友人にも伝えたいなって思います。


正直、今の若い世代の人たちはタイミングによっては「自分のことで精一杯になってしまう状況」の人が多いと思います。

数十年前よりかは安全で豊かな社会に生きているかもしれませんが、それでも私たちには私たち特有の生きづらさ、気苦労があるのではないでしょうか。


父、母は仕事で忙しそうで余裕がなかったり、学校に行ったら本来の自分とは異なる「キャラ」を演じたり、友達から嫌われないように頑張ったり、とにかく成績や将来のためと習い事を頑張ったり、「自分らしさ」を求められるけど、分からずもがいたり、日本の未来に希望が持てないのに、その未来に向かって一直線…


親や先輩方が期待することはわかりますが、「若者、頑張れ!」とか「覚悟を決めよ!」とか「やりたいこを見つけてひた走るんだ!」みたいな「がんばれメッセージ」が溢れていて疲れたりすることはありませんか?(もしかしたら当てはまらない人もいるかもしれませんが!)


色んな人と話していると、成人を迎えた皆さんに伝えるべき言葉は格好良い偉人の格言でも「前途洋々たる人生を、希望いっぱいに歩んでいこう!」といった威勢の良い言葉でもなく、「選挙に行こう」という責任を感じさせる言葉でもないような気がしています。


だから、「成人になるまでよく頑張ったー!ここまで生きてきただけで、本当に凄いし偉いことだと思います!なんだかんだ色々あると思うけど、何はともあれ20歳まで生きて、この日を迎えてくれて本当にありがとう!」

ということを伝えたいです。


これが私が伝えたかったことのほとんどです。

でも、目を背けられない現実が皆さん、そして私にもあります。それは、これからまだまだ長い未来が待ち受けているということです。そんな皆さんに、もう一つだけ伝えたいことがあります。27歳というほんの少しだけしか先輩ではない私が言うのもおこがましいのですが…それは「同世代とぼちぼちつながって、ぼちぼち頑張っていこう!そして、なんだかんだで毎日楽しく生きていこう!」ということです。


皆さんに謝らないといけないことがあります。それは、平和に豊かに快適に暮らせているかもしれないけど、本当は傷つく必要がないことで傷ついたり、生きることを辛いと感じさせてしまったり、この国の未来が良くなるとは思えない、希望が持てないような国を託してしまうことです。これから、日本社会はしんどいことが沢山起きます。私は議員としてそんなしんどさを減らすために働いていかなければなりませんが、私一人でも限界はありますし、ユートピアを作れるわけでもありません。


だから、責任を放棄するわけではないですが、皆さん個々人で、これからのちょっとしんどいかもしれない日本を生きていく術をできる範囲で行う必要もあると思っていて、その術が「同世代とぼちぼちつながって、ぼちぼち頑張っていく」ことだと思っています。

政治家としてこんなことを言ってはいけないかもしれませんが、自分の素とは違う仮面、キャラを装って人と関わることって大変で煩わしい時がありますよね。特に同世代だからこそ他人と比較をして劣等感を感じたり、逆に見下してしまうようなこともあったり。


また、自分のしんどさや悩み事って同世代には意外と言いづらい。本音を言って嫌われたらどうしようとか、迷惑をかけてしまうかもしれないって思うことありませんか。

でも、これからの社会、頼れるのはやっぱり同世代だと思うんですよね。

望もうが望むまいが、これからの長い人生を周りの同世代で助け合っていくしかないのです。「助け合って」とか言って結局、そういう話かって思うかもしれないんですけど…強調したいのは、「ぼちぼち」ってことです!ガッツリ手と手を握り合うようなつながりも素敵かもしれませんが、そこまでいかなくても、他愛のない話をする関係、できる範囲で少しその人のために時間を使ってあげる位な関係とかでもよいと思います。今の世の中、困っていない人は少ないと思いますし、多くの人が「自分のことで精一杯」という状況に追い込まれてしまっていることがあると思うので、人のことを全力で助けられることは少ないと思います。だから、「ぼちぼち」で良いと思っています。


でも、一点だけ!

同世代の誰かが「いつものキャラ」と違って「深刻な話」をしてくれている時だけは、それを出来る範囲で優しく真面目に受け止めてあげてほしいです。もちろん、既に頑張ってもらえているのは分かっているのですが、改めてのお願いです!


私も深刻な話って本当にしにくいけど、誰かに聞いてもらいたいことがあります。

聞いてもらえるだけで、肩の荷が降りて解決した気分にさえなる時があります。

だから、あなたが誰かの深刻な話を聞いてあげることができることは本当に大切なことだと思っています。そうやって同世代で助け合っていく環境を作っていけたら素敵なことじゃないですか?


だから無理はしないで、できる限りで。

でも、優しく真面目に受け止めてあげることをみんなでしていければ嬉しいなと思います。


そうやって、「同世代とぼちぼちつながる」をぼちぼち実践していると、「社会も捨てたものではないし、しんどいことがあっても意外と楽しく生きていけるかも!」「自分が頑張れば、その分だけ環境って変わるかも」「いつの間にか自分がやりたいことが定まってきた」っていう実感を得られるようになると思います。


そして、そんな「ぼちぼちのつながり」が「いつか、社会や環境を自分の力で変えられる気がする」という気づきにつながると信じています。若い人達と一緒に社会を変えていきたいと思っています。だから、そのために立ち上がってもらいたい!ということを思うこともありますが、無理やり立ち上がって変革に向けた旗を振るなんてことはなかなか難しいです。


だから、ぼちぼちをぼちぼちと。


面倒くさいことを言わないでおこうと思っていましたが、振り返ればなんとも説教くさい。笑余談ですが2023年、最も衝撃を受けたのは後輩の女の子から「原田さん、ラインがおじさんっぽいです。おじさん構文になっていますよ。」と言われたことです。知らず知らずのうちに、「若者」から離れてしまうものですね。ということで、本当に最後にもう一つ。


皆さん、選挙に行くのも案外捨てたもんじゃないですよ!!(最後それかよ!笑)

私のような区議会議員の選挙だとリアル1票差とかで当落が分かれます。

実際に私が当選した選挙では、0.308票差で当落が分かれました。

それに、区議会議員であれば連絡をもらえれば会いに行きますし、普通に話せます!

みなさんが感じている「わがまま」に似たような意見ともいえないような声が、実は区政に影響を与えたりします。


インスタのDMでもなんでも送ってください!笑

ちゃんと確認しますし、区政に反映できるよう頑張ります。

話したい人がいれば話しましょう!


もちろん、このような窓口や機会は他の区議の皆さんも設けているはずなので、私ではなく自分が話したい区議にメッセージを伝える形でいいと思います。


と、結局こういう話になってしまいました。

ということで、最後は「なんかいいこと話した感」を演出しようと思います…


新成人の皆さん、なんだかんだ色々あると思いますが、本当におめでとうございます!そして、ここまで頑張って生きてきて成人の日を迎えられたこと、本当にありがとう!これからも、同世代の人とぼちぼちつながって、ぼちぼち頑張っていきましょう!


そして、なんだかんだで毎日楽しく生きていきましょう〜!



2024年1月8日 世田谷区議会議員 原田竜馬

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